小文化学会の生活

Soliloquies of Associate Association for Subculture

小文化学会の案内

 みなさんはじめまして。小文化学会のブログへようこそ!

    小文化学会(以下小学)は2016年9月1日に設立された学生を中心とする、総合思考サークルです。関心領域は会員の自由。あなたの探求するものが、小学の探求するものになります。

 「学会」と称していますが、当然ながら実際に学会として運営される団体ではありません。あくまで「ごっこ遊び」のようなものだとお考えください。しかし模倣とはいえ「学会」の体裁を取る以上は真摯に活動していきたいと思っています。

 具体的には以下の活動を行う予定です。

・記事の作成と当ブログへの寄稿

・記事をまとめた冊子の作成、配布

・書物・アニメ等を用いた勉強会

 

 Twitterアカウントはこちらです

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 当会へのご連絡は、本ブログの各記事のコメント欄(当記事でも差し支えありません)か、Twitterアカウントのツイートへのリプライ、またはDM、小学のeメールアドレス(shobunkagakkai☆gmail.comの☆を@に変更)にお願いいたします。いきなり入会をする必要はございません。興味、意見を少しでも持っていただいたら、お気軽にご連絡ください。

 

グロンギンゲゲルドギガヅンドグベギ

タイトル訳)グロンギのゲゲルとギアツの闘鶏

 

※ここではリントの言葉で書くよ。

 

 去年の9月から始まった仮面ライダークウガYouTube無料配信は、3月の13日をもって終了いたしました。

 2000年の放送当時はまだ幼すぎて内容はよくわからず。でもドラゴンフォームが好きで最後まで見てたクウガ

 改めて一話から最終話まで見て。

 

     やっぱりクウガ、最高やったな!

 

 今回はそんなクウガの敵役であるグロンギの文化にスポットを当ててみたいと思います。

 作中にてほとんど説明がされてなかったグロンギたちが人間を虐殺する理由。

 それについて、考えていきましょう。

 

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瞬間、ハンタ読者の脳内に溢れ出した、存在しない記憶

東堂葵 16歳 冬

 己の肉体と術式に限界を感じ、悩みに悩み抜いた結果、彼がたどり着いたのは、一日一万回、感謝の拍手であった。

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元ネタのネテロ会長の修行シーン

 このナレーションはHUNTER×HUNTERのネテロ会長の修行シーンを文字ったものである。

 呪術廻戦 第132話の東堂葵の「腕なんて飾りさ 拍手とは魂の喝采!!」というシーンを見た瞬間に私の脳内で走馬灯のように上記のナレーションが流れた。

 東堂葵が言い放ったその台詞から、HUNTER×HUNTERのネテロ会長の「祈りとは心の所作」という台詞を想起し、結果、東堂葵がネテロ会長のように修行している存在しないシーンが脳内に流れたのだ。

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呪術廻戦 拍手とは魂の喝采

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HUNTER×HUNTER 祈りとは心の所作
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負けヒロインと出会う方法

  • 1.緒言
  • 2.負けヒロインはどこから来たのか
  • 3.負けヒロインはどこからも来ていない
  • 4.結言
  • 5.謝辞

1.緒言

 前回の記事では『聲の形』のキャラクターに焦点をあてて、負けヒロインは何に負けたのか、ということについて考えた。結論を引用すると、彼女たちは好意を寄せた相手との望む「関係の構築に失敗した(=負けた)」(『植野直花から学ぶ負けヒロインの生き様(下)』)のだ。本定義の照合はオリジナル内部で完結するため、恣意的な一般論へ横滑る社会反映論や、記号への還元を強いるデータベース消費と一線を画している。

 上記は方法論における長所だが、負けヒロインという対象への更なる探究をとおして、有益とみなせる点をもうひとつ挙げられると判断するに至った。すなわち、「負けヒロインはどこにもいるし、どこにもいない」という矛盾を棄却できるかもしれない。もう少し内容に沿っていうと、勝ち-負けの決定権を負けヒロイン本人へと返還する手続きを提示できるかもしれない。胡乱な言い回しを取っ払い、分かりやすく伝えると「負けヒロイン」って単語の遍歴にこだわっても非生産的なので、ごちゃごちゃ語る前に種々の物語を読めよ、という主旨を以下で述べていく。

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クジラックスの『ろりとぼくらの』をアッサンブラージュする――エロマンガのエロい・エロくないを分析する②――

 

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『ろりとぼくらの』として誕生する前の『ろりとぼくらの』

 

 久しぶりにエロマンガをテーマに記事を書きたいと思います。

 分析対象をクジラックスの『ろりとぼくらの』とした本稿は、エロいエロくないというよりかは、ヒットの分析となりました。なので正確には、以前投稿した記事の亜流として位置づけられます。

sho-gaku.hatenablog.jp

 

 「エロマンガのエロいエロくないも分析できるよ」といって終わっちゃった前回に続き、今回は具体的に分析をしてみようと思います。なお、シリーズタイトルはこっちのがキャッチ―かもという判断で「エロマンガのエロい・エロくないを分析する」に変更。

 さて、多くのエロマンガ好きがこぞって論評している『ろりとぼくらの』。どれも似たようなこと言ってて食傷気味なので、本稿は作品内容については一切語らず、『ろりともだち』がなぜここまでのヒットになったかについて、その周辺環境から考えてみたいと思います。

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【推しの子】 アクアはアイになりたいのか

 こんにちは。ヱチゴニアです。

 

 今回は『【推しの子】』という作品の考察をしようと思います。『【推しの子】』は赤坂アカ原作、横槍メンゴ作画で週刊ヤングジャンプにて2020年21号より連載中の漫画で、推しアイドルの子供に転生した双子が成長し芸能界へと足を踏み入れていく、というストーリーです。

 本記事は主に原作を第三十話まで読んでいる人を対象に書かれているので、盛大なネタバレを含みます。また、できるだけ補足しつつ書きましたが、それでも原作未読の人が読むには説明不足な部分が多々あると思いますので、ご了承ください。

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植野直花から学ぶ負けヒロインの生き様(下)

5.おわりに

 以上、長くなったが植野の視点から物語を俯瞰した。ようやく前節で掲げた問い、すなわちヒロイン=植野は何に負けたのかについて答えが出せる。

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植野直花から学ぶ負けヒロインの生き様(中)

4.ヒロインは何に負けるのか

 ようやく本題に入る。分析対象は漫画『聲の形』である*1別冊少年マガジンで2011年2月に読み切りが掲載されたのち、週刊少年マガジンで2013年36・37合併号(8月7日発売)から2014年51号(11月19日発売)まで連載し、単行本は全7巻発刊された。聴覚障碍を持つ西宮硝子と石田将也の交流を中心にコミュニケーションでの困難とその克服を描いた作品、という要約で間違っていないと思う。

 大雑把な時系列を先に記しておくと、第1巻の1話から4話までは石田の通う小学校に硝子*2が転校してきた小学6年次の1年間に紙幅の大半が割かれ、それ以外は第6巻に収録されている主要キャラクターの独白的なエピソードを除き、ほぼ石田たちが高校3年次の1年間に沿って進み、彼らの成人式当日で幕を閉じる。主に石田の1人称視点で世界は描かれており、彼が拒絶した人物の顔に貼られる×印によって象徴的に表される。

 当作品は2016年に山田尚子監督によってアニメーション映画化(制作は京都アニメーション)されており、何度かテレビ放映もされたのでそちらをご覧になった方もみえるだろう。また講談社青い鳥文庫から上下巻構成でノベライズされており、原作コミックスにないシーンもあるが本稿では漫画のみを対象とする。ここまで来てわざわざ伝えるまでもないが全編にわたる内容を対象とするので、その点ご理解願いたい。

 分析手法はいたってシンプルで、何度も述べているように特定のキャラクターと彼女が好意を寄せるキャラクターを中心とした関係の結合と切断の様態を追跡していく。本稿における前者は植野直花、後者は石田将也である。『聲の形』は聴覚障碍が主要な題材とされているため、どうしてもメディアの紹介や公的な利用では硝子が聾啞であることに目が向きがちになる。もちろん悉皆確認できないほど世間に溢れる考察には本稿のように他キャラクターに目を向けたものがあり、植野について似たような方針で言及しているものも存在するだろうが、再発明を承知で負けヒロインについての考察を走らせる車輪製作にとりかかりたい。

*1:なお、以下で『聲の形』から引用する際には「巻数 p.(pp.)ページ数」で出典を記載する。スタイルが混在しているが可読性を考慮した結果である旨を断っておく

*2:彼女の妹も主要人物として登場するため名前で記載する

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植野直花から学ぶ負けヒロインの生き様(上)

1.はじめに

 人と人が関わる時、そこにはいくつもの関係が生まれる。もっとも基本的な類では好き-嫌いが挙げられるだろう。集団内では複数人の好意が特定の人物へ集中する事態が発生しうる。その際、好意を寄せられた対象が好意を寄せた成員から1名を選び、当人のかかる感情を是認すると*1、必然的に実を結ばなかった好意を抱く者が現れる。このような状況を観測する第三者は、1人の被恋慕者に好意を寄せる複数の恋慕者について勝ち-負けで分類することが可能となる。男性を被恋慕の立場とした異性愛が前提のコンテンツ――主にマンガ・アニメ・ゲームのポップカルチャー――において、後者に選り分けられる女性は一般的に負けヒロインと称される*2

 本稿では作品内の時系列的な継起である物語内容に準拠した関係性の整理をヒロインの視点から行ったうえで、彼女は何をもって「負け」となるのかについて考えてみたい。従来のポップカルチャーに関する夥しい考察は、往々にして特定の属性や記号をあたかも符牒かのごとく用いる様式に則っている。これは前提となる術語を知っている者にとっては理解もたやすく、故に円滑な議論へ貢献さえするが、その分かりやすさは語意や語用の検討においては硬直した態度という阻害剤と化し、諸刃の剣の様相を呈する。こうした難局を打破するには、拍子抜けされるかもしれないが作品に没入してキャラクターが取り結んだり切り離したりする関係をひたすら追う手法が効果的と思われる。属性に関する思索はその作業を終えたあとでも遅すぎることはない。

*1:n股をかけるとか適当な肉体関係を結んで恋人にはならないとかいうパターンは除く

*2:女性同士の恋愛を描く「百合」作品でも負けヒロインは生じうるが、今回は触れない

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今年はこういうの読みました2020

 中国でよう分からん肺炎の症例が確認されたと思ったら、あっという間に世界中へ感染が拡大して振り回された2020年。家にこもって活字を読む機会が多かったのではないでしょうか(読む量が増えたかどうかはさておき)。来年もきっと続くであろう新しい生活様式にむけて、会員が今年読んだ本を紹介します。面白そうなのがあったらチェックしてみてください。それではよいお年を!

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