小文化学会の生活

Soliloquies of Associate Association for Subculture

小文化学会の案内

 みなさんはじめまして。小文化学会のブログへようこそ!

    小文化学会(以下小学)は2016年9月1日に設立された学生を中心とするアニメ、マンガ、およびそれらと関連したカテゴリーを主な対象とした批評サークルです。

 「学会」と称していますが、当然ながら実際に学会として運営される団体ではありません。あくまで「ごっこ遊び」のようなものだとお考えください。しかし模倣とはいえ「学会」の体裁を取る以上は真摯に活動していきたいと思っています。

 具体的には以下の活動を行う予定です。

・記事の作成と当ブログへの寄稿

・記事をまとめた冊子の作成、配布

書物・アニメ等を用いた勉強会

 設立時(2016年9月1日現在)の会員はこのあいさつを書いている人間のみです。関心がある方は、小学のeメールアドレス(shobunkagakkai☆gmail.comの☆を@に変更)へ名前(プライバシー保護の観点からHNを推奨します)、年齢、大学・学部名(学生の方のみ)、なぜ小学に関心を抱いたのか、小学に入会したらどのような活動をしたいか、を書き揃えて送信してください。

 今後の展開に関しては別記いたしますので、そちらをご参照ください。

 

小文化学会会則

  第1章 総則

   第1条 本会は小文化学会と称する

   第2条 本会は会員によるサブカルチャーの研究を通じて当該分野の発展を目的とする

   第3条 本会は前条の目的を達成するために以下の活動を行う

       ・記事作成

       ・機関紙の作成、配布

       ・諸媒体を用いた勉強会

       ・類似した活動をする他団体との交流・提携

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金正日のかわいい嘘

 4月にこれからもがんばって活動していきます! みたいな感じで意気込んでいたのに、気が付いたらもう6月の終わりになってしまいました。私は竜宮城にでも遊びに行っていたのでしょうか。もし本当に行けたらそれほど嬉しいことはありません。

 冗談はほどほどにして、本題に入るとします。遡ること穏やかな風の吹く1年の中でもっとも出歩くのが快適であろう3月下旬、私は新宿の小さな映画館にて『太陽の下で』を見ました。ワイドショー等で紹介されていたので、タイトルに聞きおぼえがある方もいらっしゃると思います。この映画はロシアのヴィタリー・マンスキー監督制作の、北朝鮮のドキュメンタリー(のドキュメンタリー)映画です。

 ※以下、映画本編に関わる記述を含んでいます

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人工知能は世界の論理を解明出来るか

 医学系の大学に入学してはや二か月。毎日の学習や定期考査など、学問が軌道に乗ってきた頃である。文系脳の僕にも理解できるような、素晴らしい理系の授業をなさる先生方にはとても感謝している。同時に、人間関係も多様となった。良好な関係の者もいれば、未だによくわからない者もいる。自分がその人でない以上、完全にその人の気持ちを推し量ることは出来ない。

 ついでに六年間男子校出身の僕が女性の気持ちを推測するのは至難の業である。仲の良い友人と話すことのない同期との差は、経験論的な交流の頻度の差なのであって、大事なのは人間関係に完全がないということを踏まえたうえで不断の努力をすることなのだ。不完全でもその人を知れば新たな発見があるかもしれないし、役立つことだってあるかもしれない。そんなことを考えながら、今日も僕は近くの人とのコミュニケーションを図る。

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差別とヘイトが溢れかえる世界の行き着く未来に希望はあるのか?”〜迫害されながらも共存を求め戦い続けるマイノリティヒーローたちから学ぶこと〜”

 久々の投稿となります。さて皆さんはX-MENというアメコミのヒーローチームをご存知でしょうか?アメコミの2大巨頭の一角とも言うべきMARVEL社の看板ヒーローチームの一つで同名コミックの主人公たちです。

 

 簡単に紹介させていただきますと1963年に原作スタン・リー、作画ジャック・カービーというMARVEL社の黄金コンビによりX-MENは創造されました。当初は低人気だったようですが1975年にチームを再編成してから爆発的に支持を得たこともあり2012年の時点で1冊の売上が世界一のコミック(*1)となっています。また、アニメシリーズが制作されたり2000年より20th Century Foxより実写映画化がスタートしこちらも現在に至るまでの17年間にスピンオフ作品も合わせて10作品制作されており2017年6月現在、最新作であり17年間大人気キャラクターウルヴァリンを演じてきたヒュー・ジャックマン氏とX-MENの創設者であるプロフェッサーX役のパトリック・スチュワート氏の卒業作である『LOGAN』が日本でも公開されており、翌年2019年には新たに3作品が公開されることがアナウンスされているアメコミ実写映画ブームの火付け役であり牽引役とも言うべき一大ビッグシリーズとなっています。

 

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-俺の政権がこんなに出会い系バーに厳しいわけがない-空振り安堵と坂口安吾

おはようございます。つおおつです。
最近政治が面白いですね。
 個人的には、都政も国政も本当にやんなきゃいけないことそっちのけだなあという感想しかありませんが、一つ気になったことがあったので記事を書かせていただきます。それは、前川喜平前文部科学事務次官の出会い系バー報道についてです*1

 

 公人*2と性。これは古今の東西を問わず、問題にあがってくることですね。

 

 今回はこの問題を議論するにあたって、たまたまつおおつが読んだことのある坂口安吾が1950年に書いた*3エッセイ、『安吾巷談 02 天光光女史の場合*4』を参考にしつつ議論していきたいと思います。

*1:なんのことかわからない方は、http://archive.is/ZnvAy を参照

*2:まず、既に事務次官を辞めた人が公人にあたるのかについては議論の分かれるところですが。

*3:この文章の初出は1950年2月1日の、「文藝春秋 第二十八巻第二号」です。

*4:青空文庫で読めます。 坂口安吾 安吾巷談 天光光女史の場合

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新年度の挨拶

 平成29年度になりました。1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。進級したみなさん、今年度も引きつづき頑張っていきましょう。留年したみなさん、以下同文です。

 さて、この時期にキャンパスへ行くとべたべたと壁にビラを貼っているのが見られます。サークルの勧誘ですね。あのひとごみが懐かしいという方も多いはずです。私もそのひとりです。新入生の方は電話番号を求められたら大学の学事の番号を教えておきましょう。LINEを求められたらインターネットで適当に見繕ったおじさんのアカウントを教えるとおじさんは若い子と知りあえるわサークルは団員が増えるわでみんな平和になります。

 ところで、小文化学会はなんか勧誘活動をしないのかと気になる方がいらっしゃるかもしれません。いるかいないかはさておき、当会はその類を行いません。ビラを貼るにも大学で勧誘活動するにも、認可がないサークルには居場所がないのです。

 しかし、現代はとてもそういう活動がしやすい環境がそろっています。ありがたいことです。こちらが一方的に伝えるばかりでは入りにくいと考えた結果、当会は窓口となるLINEアカウントを設けることにしました。

 

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 こちらをフォローしていただくと、当会とコンタクトを取ることができます(たぶん)。たぶんというのはまだ実際にしていないので分からないのです。申し訳ない。

 あと、askとかいうものをやることにしました。

ask.fm

 こちらに質問していただいても構いません。

 当会は、いってみれば開かれた思想のプラットフォームです。あなたが大衆と思わないものであればなんだって当会は受けいれます。活動が定まっていないのでやりたいことがあれば提案してくださってもOKです。まずはお気軽に声をかけてください。そこからあなたの探求と発信の旅が始まるはずです。

暗渠のすゝめ

 

 はじめまして、エチゴニアといいます。このような記事を書くのは初めてでして、無作法には御容赦ください。

 

 まず最初に

 この記事は暗渠を知らない人に、私なりの暗渠の魅力を伝えるために書いています。なのでできるだけ簡潔に(あるいは乱暴に)最初から説明するつもりです。

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近親相姦の描きかた――『私の男』と『相姦の赤い河岸』から

 以前、京都大学成年コミック同好会に所属している友人がこんなツイートをしていました。

 彼のすすめもあり、読んでみることにしました。以前より名前とごく簡単な筋書だけは知っており、特にライトノベル畑から一般文芸に進出した桜庭氏の著作というのでいつかは読みたいと考えていたのですがようやく手に取れました。※以下、本編の内容を含む記述となります。

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プリンセスメゾンのススメ―沼ちゃんが教えてくれる東京の新しい生き方―

 はじめまして。つおおつと申します。

 2016年は例年と同じように、いろんなアニメが放送され、いろんな作品が話題になりました(総花的)。しかしこのつおおつ、残念ながらそういう文化の波に去年はまったく乗れませんでした。

 仕方ないですね、初めての一人暮らし(+大学)というのは毎年アニメを欠かさず見てる人が定期的に見れなくなるくらいの大変さを持っていますから。

 しかしそんな私にも一つとてもビッグなことがありました。

 そう、kindleの購入です。

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