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小文化学会の生活

Soliloquies of Associate Association for Subculture

小文化学会の案内

 みなさんはじめまして。小文化学会のブログへようこそ!

    小文化学会(以下小学)は2016年9月1日に設立された学生を中心とするアニメ、マンガ、およびそれらと関連したカテゴリーを主な対象とした批評サークルです。

 「学会」と称していますが、当然ながら実際に学会として運営される団体ではありません。あくまで「ごっこ遊び」のようなものだとお考えください。しかし模倣とはいえ「学会」の体裁を取る以上は真摯に活動していきたいと思っています。

 具体的には以下の活動を行う予定です。

・記事の作成と当ブログへの寄稿

・記事をまとめた冊子の作成、配布

書物・アニメ等を用いた勉強会

 設立時(2016年9月1日現在)の会員はこのあいさつを書いている人間のみです。関心がある方は、小学のeメールアドレス(shobunkagakkai☆gmail.comの☆を@に変更)へ名前(プライバシー保護の観点からHNを推奨します)、年齢、大学・学部名(学生の方のみ)、なぜ小学に関心を抱いたのか、小学に入会したらどのような活動をしたいか、を書き揃えて送信してください。

 今後の展開に関しては別記いたしますので、そちらをご参照ください。

 

小文化学会会則

  第1章 総則

   第1条 本会は小文化学会と称する

   第2条 本会は会員によるサブカルチャーの研究を通じて当該分野の発展を目的とする

   第3条 本会は前条の目的を達成するために以下の活動を行う

       ・記事作成

       ・機関紙の作成、配布

       ・諸媒体を用いた勉強会

       ・類似した活動をする他団体との交流・提携

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新年度の挨拶

 平成29年度になりました。1年生のみなさん、ご入学おめでとうございます。進級したみなさん、今年度も引きつづき頑張っていきましょう。留年したみなさん、以下同文です。

 さて、この時期にキャンパスへ行くとべたべたと壁にビラを貼っているのが見られます。サークルの勧誘ですね。あのひとごみが懐かしいという方も多いはずです。私もそのひとりです。新入生の方は電話番号を求められたら大学の学事の番号を教えておきましょう。LINEを求められたらインターネットで適当に見繕ったおじさんのアカウントを教えるとおじさんは若い子と知りあえるわサークルは団員が増えるわでみんな平和になります。

 ところで、小文化学会はなんか勧誘活動をしないのかと気になる方がいらっしゃるかもしれません。いるかいないかはさておき、当会はその類を行いません。ビラを貼るにも大学で勧誘活動するにも、認可がないサークルには居場所がないのです。

 しかし、現代はとてもそういう活動がしやすい環境がそろっています。ありがたいことです。こちらが一方的に伝えるばかりでは入りにくいと考えた結果、当会は窓口となるLINEアカウントを設けることにしました。

 

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 こちらをフォローしていただくと、当会とコンタクトを取ることができます(たぶん)。たぶんというのはまだ実際にしていないので分からないのです。申し訳ない。

 あと、askとかいうものをやることにしました。

ask.fm

 こちらに質問していただいても構いません。

 当会は、いってみれば開かれた思想のプラットフォームです。あなたが大衆と思わないものであればなんだって当会は受けいれます。活動が定まっていないのでやりたいことがあれば提案してくださってもOKです。まずはお気軽に声をかけてください。そこからあなたの探求と発信の旅が始まるはずです。

暗渠のすゝめ

 

 はじめまして、エチゴニアといいます。このような記事を書くのは初めてでして、無作法には御容赦ください。

 

 まず最初に

 この記事は暗渠を知らない人に、私なりの暗渠の魅力を伝えるために書いています。なのでできるだけ簡潔に(あるいは乱暴に)最初から説明するつもりです。

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近親相姦の描きかた――『私の男』と『相姦の赤い河岸』から

 以前、京都大学成年コミック同好会に所属している友人がこんなツイートをしていました。

 彼のすすめもあり、読んでみることにしました。以前より名前とごく簡単な筋書だけは知っており、特にライトノベル畑から一般文芸に進出した桜庭氏の著作というのでいつかは読みたいと考えていたのですがようやく手に取れました。※以下、本編の内容を含む記述となります。

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プリンセスメゾンのススメ―沼ちゃんが教えてくれる東京の新しい生き方―

 はじめまして。つおおつと申します。

 2016年は例年と同じように、いろんなアニメが放送され、いろんな作品が話題になりました(総花的)。しかしこのつおおつ、残念ながらそういう文化の波に去年はまったく乗れませんでした。

 仕方ないですね、初めての一人暮らし(+大学)というのは毎年アニメを欠かさず見てる人が定期的に見れなくなるくらいの大変さを持っていますから。

 しかしそんな私にも一つとてもビッグなことがありました。

 そう、kindleの購入です。

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1年生、1年を振りかえる

 タイトルそのままです。今回は特に本から小難しいことを引用せずに、この1年を履修した講義から振りかえろうと思います。サブカルチャーのサの字もないけど、ご容赦ください。

 そもそも単位を取るためといっても闇雲に登録しては意味がありません。他の大学は分かりませんが、慶應は語学と人文科学・社会科学・自然科学・系列外の総合教育科目、あとは自由科目が設けられています。卒業するためには総合教育科目の38単位以上、そのうち人文・社会・自然から最低8単位以上、合計24単位以上履修しなくてはなりません。ざっくりわけると人文は国語・芸術系統、社会は社会科学(社会学・法学・経済学)、自然科学は理数系です。系列外は一概には言えませんね。私も地域研究を取っていましたが、他にも履修案内を見ると様々な科目があるようです。体育も取ろうと思えば取れます。あとは教養研究センター、福澤研究センターが設置している科目もあったようです。実態はまったく分かりません。

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売買春の女衒

 すでに3ヵ月ほど前になってしまいましたが、横浜市中区で行われた「私たちは『買われた』展」に行きました。インターネット上でも話題になっていたので、名前を聞いたことがある方もいると思います。貧困で苦しむ若い女性を支援する一般社団法人Colaboとそのつながりでできた少女たちによるTsubomiが主催したこの企画展では、実際に買春された少女たちの体験がパネルで淡々と並び、各々に沿った写真が合わせて掲示する形式をとっており、パネルの撮影、体験の内容のメモは禁止されていました。来られた方を見ると、男女比は少しばかり女性が多く、年齢層は幅広かったです。展示物にはほかに少女たちの記した日記や複数人で制作したアート(と言い表してよいか判断しかねますが)もあり、狭いギャラリーながら密の濃い内容でした。

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2017年の挨拶

 あけましておめでとうございますというにはやや時期を逸しました。寒い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。私はC91で買った同人誌をすべて読み切る前に期末考査へ突入しようとしています。

 唐突ですが、9月の時点で私が考えていた構想を再掲します。

2017年1月

・2016年秋アニメに関する記事の投稿

・小学の会員がインターネット上で交流できるグループを作る(それが実現可能なほどの会員を集める)

・論文形式の記事の投稿を開始する

 ……見事に現像されなかった青写真になっていますね。あまりよろしくないです。

 もちろんこうなったのは忙しさにかまけて記事を投稿できなかったからなのですが、他にも積極的な認知活動をしていなかったから、というのがあります。というか、それしかないです。

 私だけで活動しているというのも一因なのかもしれません。その解決策として特撮等に深い知見を持っている友人に頼んで年末に2本記事を投稿してもらいました。僕は門外漢なのですが、「小文化」を掲げているからにはあらゆる文化を受け入れたいと思っています。

 それらのプラットフォームの役割を十二分に果たすためにも、ぜひ多くの方に参加していただきたいのです。「小文化」という名称で避ける方もいるかもしれません。しかし、いわゆる大衆受けしないものにこそライトをあてる価値があると、私は信じています。「小」とは卑屈な自嘲でも無理解な軽蔑でもなく、むしろこんなに面白くて奥が深いことを受け入れない世の中は馬鹿げている! と言えるぐらいに開き直ろうという気概を込めている(つもり)なのです。

 ただ、声高に馬鹿げていると主張しても無意味です。きちんと論立てていくからこそ真価が理解されるのです。もちろん、すでにある評論系の大学サークルとの差異が明確になっていないのも参加なさる方がいらっしゃらない理由のひとつになっているのでしょうが、あえて独自色は今のところ出さず「来る者は拒まず」の精神でやっていきたいと思いますので、少しでも興味ある方、なかなか日の目に当たらないジャンルについて真剣に伝えたいという方はこちらのコメント欄か、小学のメールアドレス(shobunkagakkai☆gmail.comの☆を@に変更)に連絡を頂ければ幸いです。なんだか挨拶ではなくお願いになってしまいましたが、本年もよろしくお願いいたします。新しい記事は鋭意製作中です。

 

 

 

 

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』から感じた”静かな侵略”の恐ろしさと”自由を勝ち取ること”の素晴らしさ

 2度目の寄稿になります。(恐らく、今年最後の投稿になるのではないでしょうか?来年も少しずつこの活動を盛り上げていけるといいですね。)

 今回は執筆者が数あるアメコミ実写作品の中で最も好きな作品の一つである『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』を考察したいと思います。

 

 考察を始める前に”キャプテン・アメリカ”というキャラクターの簡単な説明をさせていただきます。キャプテン・アメリカを知らない人が抱くイメージの多くは恐らく、”なんか盾が強いらしい愛国者”だと思うのですがこれは誤解で、彼が忠誠を誓っているのはあくまでアメリカという国やアメリカ軍という組織ではなく”自由”と”博愛”を重んじるアメリカン・スピリッツの精神です。どちらか(なお、今回紹介するのはマーベル・コミックの実写映画シリーズであるMCUシリーズ内での設定です。)

 

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