小文化学会の生活

Soliloquies of Associate Association for Subculture

京阪京津線の車内広告と仮想通貨バブル崩壊

どうも、つおおつ(29おじ)です。
最近、普通四輪の運転免許を取得しました。
これで一番ありがたいのが、タイムズカーシェアのナイトパックが使えること。
今はキャンペーンで18:00-9:00の15時間がなんと770円……
移動手段と宿泊場所がくっついているのにこの値段ですから、破格という他はありません。
ミソなのが、日の出が5時なら日が出ている時間帯に4時間も運転できるということ。
アニメの聖地巡礼のために訪れた駅の駅前でナイトパックのカーシェアを借り、日没までにスポットにたどり着き現地で車中泊。日の出と共に巡礼を始めるというコスパ最強ムーブを思い付いたのでぜひ来年の夏至付近で実行したいです。

閑話休題
今回は仮想通貨バブルについての思い出を語る懐古記事です。


さて、あなたは仮想通貨バブルを覚えていますか?
仮想通貨バブルといえば、一番有名なのがこの人。

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寝ているだけでお金が増えているというパワーワード爆誕しました。
実際、一年で100倍となった通貨が何個も出てきた、末恐ろしい年でありました。

さて、バブルの天井がわかったら苦労しないのですが、私がなんとか天井っぽさを感じて売り抜けられた(とはいっても原資を抜けただけですが)お話を致します。
あの狂乱からはや3年ですし、たまには懐古させてください。

私が当時住んでいた滋賀県大津市のマンションはとても寒かったです。冬場には室温7℃となり、布団の中を暖かくして寝るのがやっと。目が覚めた途端、あまりの寒さに二度寝ができないレベルでした。
家にはエアコンが設置されていましたが、これがなんとも言えない不快な空気を吐き出す代物で、その癖壊れないから買い換えても貰えない最悪の状況でした。

そういった状況でしたから、家の外に暖房を作り出すことにしました。そう、京阪京津線です。
京阪京津線びわ浜大津(大津市の中心部にある駅)から御陵駅を繋ぐ路線で、そのまま京都市営地下鉄に直通して三条京阪駅(京都の繁華街、河原町エリアからすぐ近く)に行けるなかなか便利な路線ですが、2つの会社の初乗り運賃がかかってしまうがゆえに運賃が高く、ピークの時間帯だろうと常に座れるというなかなかスカスカな状況となっていました。
1mあたりの車両の値段が新幹線を越えると言われる京津線の電車ですから、当然冷暖房はバッチリ完備。冬は温かく、夏は涼しい路線なのです。

そんなわけで毎年12月1月は京津線の定期券を買って中で読書なりレポートのアウトライン作りに勤しんでいた訳ですが、2017年12月某日、異変が。

突如として日本の主要取引所「bitflyer」の広告が窓ガラスに貼られ始めました。
その瞬間、つおおつに激震走ります。
御堂筋線や新快速ならまだしも、これは京津線
しばしば廃線検討の噂が流れる京阪電鉄有数のお荷物路線です。
金融系の車内広告なんて京都銀行のカードローンくらいしかありません。
こんな場末の路線にまで広告が打たれたのは世界恐慌前の靴磨きエピソードと同じであると確信し、何が起こってもいいように今まで銀行から入金した金額を調べ、同額の仮想通貨を売りに出し原資を抜いた次第にございます。

今振り返るとちょうどその頃ビットコインが天井を迎えたので、我ながらなかなかいいタイミングだったと自負しております。

仮想通貨の値動きは4年周期であるという説が仮想通貨愛好家の中でまことしやかに囁かれ、2021年にバブルが来るというのはもはや定説となりつつもありますが、(結局のところ真偽不明)こうやったら天井がわかるかもしれないよという1例でした。(最終的な判断は自己責任でお願いします)

今は大津から引っ越してしまったため日常的に確認できませんが、2021年は京津線に仮想通貨広告が貼られるのかどうか今から楽しみであります。
それでは、また。