札幌移住と起業(スモールビジネス)をして三年たって得た知見
どうも、つおおつです。
最近はVivyというアニメにハマっています。
最古の自律型AIが百年後に起こる人間とAIの戦争を防ぐために、百年後から来たAIと一緒にAIを滅ぼすお話です。
Vivyがウケているのは、私たちが潜在的にAIの発展に危機感を感じているも、私たちは人間社会ではAIを行使している人間*1よりも社会的に低位に置かれているため、AIの発展を止めることができず、AIの自滅によってでしかAIが私たちにもたらす危機を止めることができないからな気がします。
閑話休題。
早いもので、2020年3月に札幌に移住してから1年と2ヶ月が経ちました。2018年2月、大津に住んでた頃に古物商許可を取得してからはもう3年です。仮想通貨トレードをしながらの片手間であるため、実働時間で考えれば普通の起業の半年分もあるかないかという感じですが、簡単にやっていたことを振り返った後に、得られた知見を振り返ればと思います。
続きを読む瞬間、ハンタ読者の脳内に溢れ出した、存在しない記憶
東堂葵 16歳 冬
己の肉体と術式に限界を感じ、悩みに悩み抜いた結果、彼がたどり着いたのは、一日一万回、感謝の拍手であった。
このナレーションはHUNTER×HUNTERのネテロ会長の修行シーンを文字ったものである。
呪術廻戦 第132話の東堂葵の「腕なんて飾りさ 拍手とは魂の喝采!!」というシーンを見た瞬間に私の脳内で走馬灯のように上記のナレーションが流れた。
東堂葵が言い放ったその台詞から、HUNTER×HUNTERのネテロ会長の「祈りとは心の所作」という台詞を想起し、結果、東堂葵がネテロ会長のように修行している存在しないシーンが脳内に流れたのだ。
続きを読むクジラックスの『ろりとぼくらの』をアッサンブラージュする――エロマンガのエロい・エロくないを分析する②――
久しぶりにエロマンガをテーマに記事を書きたいと思います。
分析対象をクジラックスの『ろりとぼくらの』とした本稿は、エロいエロくないというよりかは、ヒットの分析となりました。なので正確には、以前投稿した記事の亜流として位置づけられます。
「エロマンガのエロいエロくないも分析できるよ」といって終わっちゃった前回に続き、今回は具体的に分析をしてみようと思います。なお、シリーズタイトルはこっちのがキャッチ―かもという判断で「エロマンガのエロい・エロくないを分析する」に変更。
さて、多くのエロマンガ好きがこぞって論評している『ろりとぼくらの』。どれも似たようなこと言ってて食傷気味なので、本稿は作品内容については一切語らず、『ろりともだち』がなぜここまでのヒットになったかについて、その周辺環境から考えてみたいと思います。
続きを読むお前はLil Bubbleを知っているかーー洋楽替え歌×仮想通貨という新境地へ
ファクトフルネスと/はフィリピンの妖怪
今回は読書感想文。
課題図書はここ最近話題になった意識高い本『ファクトフルネス』。
すごい金持ちのビル・ゲイツとかバイデンの元上司のオバマが絶賛したとかで話題になって、YouTubeで検索してみればオリラジの敦ちゃんをはじめ内容を要約してくれた動画が山のように見つかる。
それ見て面白かったので自分でも実際に読んでみた。で、読んでみたら要約系動画に劣らずかなり面白かった。
だから自分もこの本で原稿書いてみようと思ったものの、今更ただ要約しただけじゃ遅すぎる。その辺に転がる謎のアニメーション使って解説してる動画と差がない。
というわけで本稿ではファクトフルネスな生き方の対極に位置するかに見える人類学の本を持ってきて、実際ファクトフルに生きるなんてできるのかを考えていきたいと思います。
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おじろく・おばさについての論文紹介
11月22日の文フリ東京のブースにいらしてくださった方、本当にありがとうございました。私、つおおつも文フリで1万円弱冊子を買ったのですが、最近何かと忙しくほとんど読めていない状況で、恥ずかしい有様です*1。
忙しかったのにも訳がありまして、11月18日に会社を設立、それまで個人でやっていたいくつかの小さな事業を法人に移しました。また10月は売上が明らかに減ってしまったため設立後すぐ新型コロナウイルス融資を日本政策金融公庫に申請、12月8日に担当者の方と面談をし、なんと翌日に可決を頂け、昨日14日に借用書にハンコを押して郵送した次第です。財政自体はそこまで危機的ではないのですが、法人化に伴う圧倒的書類の量に忙殺されておりました……。
閑話休題。今回はおじろく・おばさと呼ばれる人々・慣習にまつわる研究の整理をしていきたいと思います。
*1:面白いことを研究・評論している方の冊子は買うだけでも意味があるんだと言い聞かせつつ