小文化学会の生活

Soliloquies of Associate Association for Subculture

小文化学会の案内

みなさんはじめまして。小文化学会のブログへようこそ! 小文化学会(以下小学)は2016年9月1日に設立された学生を中心とする、総合思考サークルです。関心領域は会員の自由。あなたの探求するものが、小学の探求するものになります。 「学会」と称しています…

コミュ障はハゲか妖術か

こんにちは、ぽわとりぃぬです。このインパクト重視なタイトルを言い換えるとこうなります。コミュ障は社会的に構築された病(ハゲ)か、それとも集団幻想(妖術)か。コミュ障という得体の知れないレッテルについて、ハゲと妖術に関する人類学的知識を参考…

カルチャーと社会のスムーズな接続 ―AVにおける「文系女子ブーム」から「草食系男子」へ―

こんにちは、ぽわとりぃぬです。みなさんAVは好きですか。私は好きです。おおっぴらに言うのは憚られるものの、男子はみんな(最近では女子も少なからず)好きだと思います。今回はそんなAVのブームを題材に、カルチャーと社会の関係について考察していきま…

路上でクルージング@中村遊郭跡

先日の「路上でクルージング@中村遊郭跡」はお天気にも恵まれ、無事に開催できました。来てくださったみなさん、ありがとうございました。今回はその報告をしたいと思います。 集合した中村日赤駅から、最初に向かったのは素戔嗚神社。駅にいちばん近い遊郭…

活動報告 エロマンガ読書会

皆さん、春ですね。ぽわとりぃぬです。新入生、新学年、新入社員といった新たな環境をよろめきながらも歩き始めた頃かと思います。あらゆる繋がりがリセット/更新されるこの時期、何か新しい楽しさはないかとネットをポチポチしてみたりもするでしょう。 そ…

男性向け成人コミックにおける「コンドームの銘柄を記載する描写」に関する一考察 ーじょろり『大好き。』を例としてー

コンドームが出てくる作品の中で、割合としては少ないですが、「コンドームの銘柄を記載する描写」を含む作品があります。今回はコミックホットミルク2019年5月号掲載、じょろりの『大好き。』を例としてそのような描写について考察しようと思います。

新歓のお知らせ

多くの大学では春学期の講義が開始したころだと思います。いかがお過ごしでしょうか。私は残された長期休みのひとかけらを心惜しく過ごしております。 春学期の講義が始まったということは、多くのサークルで勧誘活動も始まったということを意味します。きっ…

スローな関係にしてくれ

いよいよ明日が新元号発表ですよ! むっちゃドキドキしてきた……いや、それよりもみなさんはご自身の未知数な新生活のほうが、きっとドキドキでしょう。 小文化学会としては大学新入生のみならず、2年生以上、院生の方も分け隔てなく、新たな交流を広げるきっ…

路上でクルージング@八王子 番外編

前回に引きつづき、八王子でのフィールドワークについて報告していきます。鋸屋根工場、そして関連する建築物について。見覚えはあるけど、なんだかよく分からないランドスケープの一要素が、これで少しは親しみを持てるようになったら幸いです。 かつて八王…

路上でクルージング@八王子

年度末、皆様いかがお過ごしですか。大学に合格して、これからの学生生活に不安を抱きながらも期待する方もいれば、怠惰な生活を後悔して心機一転、新しい活動に参加してみたいとはりきる方もいると思います。勉強、バイトに恋愛と何に注力するかは人それぞ…

中華街「西成」

ぽわとりぃぬです。今回は、大阪にある「西成」の話をしようかと思います。「西成」という言葉からみなさんはどんなイメージを思い描くでしょうか。多くは「怖い」や「ホームレス」でしょう。「西成」は東京の山谷、横浜の寿と並んで日本三大ドヤ街の1つとし…

ボードゲームの要素分析 (前編)

お久しぶりです。エチゴニアです。 最近はボードゲーム史の沼にはまっていて記事を書くのがおろそかになっていました。 さて今回の記事では、ボードゲームをざっくりといくつかの要素に分解し、それぞれの要素の持つ特徴について分析しようと思います。遊ぶ…

今年はこういうのを読みました2018

2018年は終わるがキャラバンは進む。私たちも同じ場所や時間に留まりつづけることはできません。ならば日々成長あるのみ。今年は幸いにも方々でリアルな集いができたり、新しい方の寄稿があったりとモゾモゾ活動できたのではないかと思います。そんなわけで…

考えすぎのJK、あるいはクレーマーへのベストな対処法

ある日。私ぽわとりぃぬがいつもようにスーパーでレジのバイトをしているとバイト仲間(JK)の苛立った声が聞こえてきました。「こっちはさあ、お客様が神様だとか思ってないんだけど」。そう言いながら陳列棚の間を歩くバイトJK(以下JK)の隣には同じくバ…

ドイツ野球ブンデスリーガと助っ人外国人事情

皆様お久しぶりです。ドイツの野球をこよなく愛し、自身もドイツで野球をプレイしているドイツ野球の伝道師ことドイツ野球少年です。前回の記事「ドイツにおける野球の普及度」は大好評だったようで、本当にありがたく思っております。 今回は、ドイツ野球の…

『Sweet』・民主党・政権交代ーーー『「女子」の誕生』でわかること

どうも。つおおつです。今回は、米澤泉『「女子」の誕生』(2014)の知識を借りながら、ファッション誌と日本の政治で同時に起きた「政権交代」ついて小規模な考察をしていこうと思います。 感想

水龍敬は根が真面目? ――そこから痴女とビッチについての一考察

ぽわとりぃぬです。個人的な記憶なんですが、エロマンガないしエロ全般で「ビッチ」という用語が使われるようになったのって、ここ2、3年のことではないかと思うのです。エロに積極的な女キャラ、とりわけ誰とでもセックスをする女キャラの属性といえましょ…

エロマンガレビュー ―『新堂エルの文化人類学』を文化人類学の院生が読んでみた―

ぽわとりぃぬです。タイトルのとおり私は現在大学院で文化人類学を専攻しております。そんな私にとって外せないエロマンガが、『新堂エルの文化人類学』です。今回の寄稿では、この単行本を文化人類学の観点からレビューしていこうかと思います。 文化人類学…

ドイツにおける野球の普及度

ドイツと聞いて、最初に日本人が思い浮かべるもの、それはビールでしょう。あるいはサッカーでしょうか。ビールが美味しくてスポーツが盛ん、にもかかわらず野球が流行っていないなんておかしなことだと思うのは、本当に我々日本人だけでしょうか? さて、今…

ロケットモンキーはNTRか -取られた女、所有ってた男、ビッチ―

はじめまして、ぽわとりぃぬです。先日、名古屋で開催された新歓「マジメニエロマンガヨマナイト」に参加させていただきました。「田舎の表象」というテーマで時に楽しく脱線しながら語りつくしました。常日頃からエロマンガについてマジメに語らいたい私に…

東京人、地方人の掌に踊る

先日、つおおつ君が京都のほうで新歓を開いてくれました。「N・H・Kにようこそ!」は私も見たことのある作品で、初見の方が受けた衝撃たるや想像に難くありません。独立自尊の日々を固守する当方にとって、「受け流す力」は必須スキルなもんですから、佐…

受け流す力と地方都市 ー「うわっ…私の受け流し力、低すぎ…?」ー

どうも。つおおつです。 6/22(金)の小文化学会の新歓に来てくださった方、ありがとうございます。 無事に『NHKにようこそ!』の上映会をすることができました。 上映会は大体が静かにじっと見るというスタイルですが、 今回は要所要所で上映を止めて、その…

梅雨新歓のお知らせ

「小学の勧誘活動」として4月1日に記事を投稿してからはや3ヵ月が経とうとしています。投稿日がエイプリルフールだからといって、あの記事で書いていたことが嘘だったなんてことはありませんが、真の「小学の勧誘活動」は梅雨入りから始まるのです。 「ネ…

路上でナイトクルージング@目黒

どうもこんにちは~。エチゴニアです。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。もうすぐ季節は夏になりますが、今回の記事は去年(2017年)の冬頃の羅漢寺川散策記となります。 さて、路上なのにクルージングって時点で察するかもしれませんが、もちろん暗渠のこ…

感想『闘争領域の拡大』―救いとしての『プリンセスメゾン』と美少女動物園アニメ―

「や、絶対イケる、ワンチャン。」 と、ツイッターでエンカ予定の女子と恋仲になることを絶対的に確信する、つおおつの友人のG氏。ここまではG氏によくあることなんですが、その直後つおおつとG氏の先輩であるO氏が開いた言葉によって、つおおつとあの作品の…

小文化学会の小文化的考察

平成30年度になりました。とはいえ学生だと休みの方がほとんどでしょうから、そんな気はしないかもしれません。ちなみに、私もそうです。ゆるゆると過ごしています。 さて、世の中のサークルは新歓に大忙しのようです。新しいメンバーを入れて世代交代するの…

虚無虚無プリンの治し方

僕は、何がしたいんでしょう。 という漠然としたことを中高六年間、あるいはそれ以前から考えていた気がします。 人生の、比較的多感であろう時期でさえ答えが見つからないので、きっと僕は最期まで見つけられないのでしょう。もし大人になってから見つけて…

東大入試英語の4,5をフランス語に差し替える

2018年。私は東大二次試験の英語の大問4と大問5をフランス語に差し替えて受験した。ちなみに合格した。 この結果に至るまでには、当然 ①フランス語差替を決心し ②フランス語の試験対策をする という二段階のプロセスを経たわけだが、その中で色々なことが未…

『放浪記』は古くて新しい

どうも、つおおつです。あれ?次の記事はカカフカカについてのことじゃないって?HAHAHA!君はなんて物覚えがいいんだ!HAHAHA! 甦れ私の意欲甦れ私の意欲甦れ私の意欲甦れ私の意欲… 閑話休題。今回は、林芙美子の『放浪記』の作中の詩をとりあげ、それとつ…

恋愛しない若者たち ~カカフカカでわかる連帯結婚~

どうも。つおおつです。 ついにアニメを定期的に見るという習慣がなくなってしまい、(一気見が主に)その代わりに『プリンセスメゾン』、『東京タラレバ娘』、『午前3時の無法地帯』などで女性向け漫画の面白さに気付き始め、ジャンカラで「Q&Aリサイタル…