小文化学会の生活

Soliloquies of Associate Association for Subculture

小文化学会の案内

みなさんはじめまして。小文化学会のブログへようこそ! 小文化学会(以下小学)は2016年9月1日に設立された学生を中心とする、総合思考サークルです。関心領域は会員の自由。あなたの探求するものが、小学の探求するものになります。 「学会」と称していま…

中華街「西成」

ぽわとりぃぬです。今回は、大阪にある「西成」の話をしようかと思います。「西成」という言葉からみなさんはどんなイメージを思い描くでしょうか。多くは「怖い」や「ホームレス」でしょう。「西成」は東京の山谷、横浜の寿と並んで日本三大ドヤ街の1つとし…

ボードゲームの要素分析 (前編)

お久しぶりです。エチゴニアです。 最近はボードゲーム史の沼にはまっていて記事を書くのがおろそかになっていました。 さて今回の記事では、ボードゲームをざっくりといくつかの要素に分解し、それぞれの要素の持つ特徴について分析しようと思います。遊ぶ…

今年はこういうのを読みました2018

2018年は終わるがキャラバンは進む。私たちも同じ場所や時間に留まりつづけることはできません。ならば日々成長あるのみ。今年は幸いにも方々でリアルな集いができたり、新しい方の寄稿があったりとモゾモゾ活動できたのではないかと思います。そんなわけで…

考えすぎのJK、あるいはクレーマーへのベストな対処法

ある日。私ぽわとりぃぬがいつもようにスーパーでレジのバイトをしているとバイト仲間(JK)の苛立った声が聞こえてきました。「こっちはさあ、お客様が神様だとか思ってないんだけど」。そう言いながら陳列棚の間を歩くバイトJK(以下JK)の隣には同じくバ…

ドイツ野球ブンデスリーガと助っ人外国人事情

皆様お久しぶりです。ドイツの野球をこよなく愛し、自身もドイツで野球をプレイしているドイツ野球の伝道師ことドイツ野球少年です。前回の記事「ドイツにおける野球の普及度」は大好評だったようで、本当にありがたく思っております。 今回は、ドイツ野球の…

『Sweet』・民主党・政権交代ーーー『「女子」の誕生』でわかること

どうも。つおおつです。今回は、米澤泉『「女子」の誕生』(2014)の知識を借りながら、ファッション誌と日本の政治で同時に起きた「政権交代」ついて小規模な考察をしていこうと思います。 感想

水龍敬は根が真面目? ――そこから痴女とビッチについての一考察

ぽわとりぃぬです。個人的な記憶なんですが、エロマンガないしエロ全般で「ビッチ」という用語が使われるようになったのって、ここ2、3年のことではないかと思うのです。エロに積極的な女キャラ、とりわけ誰とでもセックスをする女キャラの属性といえましょ…

エロマンガレビュー ―『新堂エルの文化人類学』を文化人類学の院生が読んでみた―

ぽわとりぃぬです。タイトルのとおり私は現在大学院で文化人類学を専攻しております。そんな私にとって外せないエロマンガが、『新堂エルの文化人類学』です。今回の寄稿では、この単行本を文化人類学の観点からレビューしていこうかと思います。 文化人類学…

ドイツにおける野球の普及度

ドイツと聞いて、最初に日本人が思い浮かべるもの、それはビールでしょう。あるいはサッカーでしょうか。ビールが美味しくてスポーツが盛ん、にもかかわらず野球が流行っていないなんておかしなことだと思うのは、本当に我々日本人だけでしょうか? さて、今…

ロケットモンキーはNTRか -取られた女、所有ってた男、ビッチ―

はじめまして、ぽわとりぃぬです。先日、名古屋で開催された新歓「マジメニエロマンガヨマナイト」に参加させていただきました。「田舎の表象」というテーマで時に楽しく脱線しながら語りつくしました。常日頃からエロマンガについてマジメに語らいたい私に…

東京人、地方人の掌に踊る

先日、つおおつ君が京都のほうで新歓を開いてくれました。「N・H・Kにようこそ!」は私も見たことのある作品で、初見の方が受けた衝撃たるや想像に難くありません。独立自尊の日々を固守する当方にとって、「受け流す力」は必須スキルなもんですから、佐…

受け流す力と地方都市 ー「うわっ…私の受け流し力、低すぎ…?」ー

どうも。つおおつです。 6/22(金)の小文化学会の新歓に来てくださった方、ありがとうございます。 無事に『NHKにようこそ!』の上映会をすることができました。 上映会は大体が静かにじっと見るというスタイルですが、 今回は要所要所で上映を止めて、その…

梅雨新歓のお知らせ

「小学の勧誘活動」として4月1日に記事を投稿してからはや3ヵ月が経とうとしています。投稿日がエイプリルフールだからといって、あの記事で書いていたことが嘘だったなんてことはありませんが、真の「小学の勧誘活動」は梅雨入りから始まるのです。 「ネ…

路上でナイトクルージング@目黒

どうもこんにちは~。エチゴニアです。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。もうすぐ季節は夏になりますが、今回の記事は去年(2017年)の冬頃の羅漢寺川散策記となります。 さて、路上なのにクルージングって時点で察するかもしれませんが、もちろん暗渠のこ…

感想『闘争領域の拡大』―救いとしての『プリンセスメゾン』と美少女動物園アニメ―

「や、絶対イケる、ワンチャン。」 と、ツイッターでエンカ予定の女子と恋仲になることを絶対的に確信する、つおおつの友人のG氏。ここまではG氏によくあることなんですが、その直後つおおつとG氏の先輩であるO氏が開いた言葉によって、つおおつとあの作品の…

小文化学会の小文化的考察

平成30年度になりました。とはいえ学生だと休みの方がほとんどでしょうから、そんな気はしないかもしれません。ちなみに、私もそうです。ゆるゆると過ごしています。 さて、世の中のサークルは新歓に大忙しのようです。新しいメンバーを入れて世代交代するの…

虚無虚無プリンの治し方

僕は、何がしたいんでしょう。 という漠然としたことを中高六年間、あるいはそれ以前から考えていた気がします。 人生の、比較的多感であろう時期でさえ答えが見つからないので、きっと僕は最期まで見つけられないのでしょう。もし大人になってから見つけて…

東大入試英語の4,5をフランス語に差し替える

2018年。私は東大二次試験の英語の大問4と大問5をフランス語に差し替えて受験した。ちなみに合格した。 この結果に至るまでには、当然 ①フランス語差替を決心し ②フランス語の試験対策をする という二段階のプロセスを経たわけだが、その中で色々なことが未…

『放浪記』は古くて新しい

どうも、つおおつです。あれ?次の記事はカカフカカについてのことじゃないって?HAHAHA!君はなんて物覚えがいいんだ!HAHAHA! 甦れ私の意欲甦れ私の意欲甦れ私の意欲甦れ私の意欲… 閑話休題。今回は、林芙美子の『放浪記』の作中の詩をとりあげ、それとつ…

恋愛しない若者たち ~カカフカカでわかる連帯結婚~

どうも。つおおつです。 ついにアニメを定期的に見るという習慣がなくなってしまい、(一気見が主に)その代わりに『プリンセスメゾン』、『東京タラレバ娘』、『午前3時の無法地帯』などで女性向け漫画の面白さに気付き始め、ジャンカラで「Q&Aリサイタル…

他者依存による自己の存在承認とその戦略《童貞という立場から》

6年間の男子校生活を終え、大学に進学してしばらく経ったころ。 人は環境の変化による価値の再構成時に自己の同一性が保てなくなるらしく、その煽りを受けたのか、あるいは頭が混乱状態にあったのか、真相は不明だがあろうことか僕は生まれてはじめて恋をし…

今年はこういうのを読みました2017

2017年も終わりですね。何かを達成したような、達成できなかったような1年でした。ただ、読んだ本は確実に糧になったといえるはずです。そんなわけで(?)会員が読んだ本をおのおの紹介して、今年の小学の活動を締めくくりたいと思います。

重なる空想と現実――『サクラクエスト』の時空間

すっかり寒くなって2017年秋アニメも終盤に差しかかってきました。この1年もあっという間に過ぎてしまい、振りかえる暇もありません。当記事が2017春夏アニメの感想なのに、今になって投稿されているのも矢の如き時間のせい……と責任転嫁もほどほどにして、…

趣味は”アナログゲーム”

こんにちは。お久しぶりです。エチゴニアです。最近はめっきりと寒くなってきましたね。体調管理には気を付けたいところです。前回の投稿からだいぶ時間があいてしまいましたが、これからも少しずつ投稿していきます。 さて、今回は私の趣味である"アナログ…

電子感想戦 第1回 田山花袋『少女病』(2)

前回に引きつづき、電子感想戦の議事録を掲載したいと思います。人数も増えて感想戦はさらに盛りあがりを見せました。具体的なテクストの読みこみは複数人ですると1人でするのとはまた違った楽しさがありますね。 参加者:10nies(以下、10) エチゴ二ア(以下…

電子感想戦 第1回 田山花袋『少女病』(1)

秋本番となってきましたね。食欲もスポーツも魅力的だけど、小文化学会としてはやはり読書の秋です。そんなわけで、シャレというわけでもないですが文化の日に初の試み、電子感想戦を行いました。事前に課題作を読み、ネット上で意見を交わす挑戦にどうなる…

『「地の塩」殺人事件』と湾岸戦争の関係

Ⅰ. 概要 このレポートでは、イスラエル人作家シュラミット・ラピッドによる『「地の塩」殺人事件』(1992)という作品における推理小説という形式と湾岸戦争の描写の関係について考察する。 まず、『「地の塩」殺人事件』の推理小説としてのプロットについて…

金正日のかわいい嘘

4月にこれからもがんばって活動していきます! みたいな感じで意気込んでいたのに、気が付いたらもう6月の終わりになってしまいました。私は竜宮城にでも遊びに行っていたのでしょうか。もし本当に行けたらそれほど嬉しいことはありません。 冗談はほどほ…

人工知能は世界の論理を解明出来るか

医学系の大学に入学してはや二か月。毎日の学習や定期考査など、学問が軌道に乗ってきた頃である。文系脳の僕にも理解できるような、素晴らしい理系の授業をなさる先生方にはとても感謝している。同時に、人間関係も多様となった。良好な関係の者もいれば、…